(中間)発表の仕方

合宿では,初めての発表となる人がほとんどだと思いますので, 簡単にやりかたを説明しておきます. なお,基本的に合宿に限らず一般に発表ならばほとんど通用することですので, よく読んでください.

発表の行い方

ただし,現状で「結」については必ずしも明確になっている必要はありません.

あまりいい例を思いつかないのですが,例えば,「CD-ROM」を新たに開発する 場合を例に説明します.
※実際にCD-ROMが開発された経緯とは異なります.あくまでサンプルです.
なお,各文章の前の"1."などは想定上のスライド番号です.
本来的にはもっと「転」の部分にスライド枚数を割くことになります.

  1. 表紙
    「起」(CD-ROMがない状況で書いている想定です)
  2. バックアップ,ソフトの購入などがFDで行われているが,これでは大きな ソフトなどはバックアップ,インストールが大変である.これを楽にしたい.
  3. そこで大容量の記録媒体が必要であると思われる.
    「承」
  4. 従来,MOやZIPなど,さまざまなメディアが考えられているが,一般的で なく普及しにくいという問題点がある.
  5. 音楽用にCDという非常に普及した技術があり,デジタルデータが記憶され ているため,コンピュータ用に用いることは容易であると思われる.
    「転」
  6. CDにコンピュータ用のデータを記録する方法を考える.
  7. 技術的課題として,従来のFD,HDDなどとの互換性をとるフォーマットの開発, 標準化が挙げられる.
  8. 音楽CDと共用化できればコスト低減も可能であり,普及が促進できるもの と思われる.
    「結」
  9. 問題点として,CDは書き込み専用であることがあるが,ソフトのインストー ルなどの目的に限れば,十分実用的である.バックアップを考えても一回書け るCD-Rのような技術を開発すれば,目的は十分達成できる.
  10. 最終的に実用的なフォーマットを考えれば,十分実用的なメディアとなる と思われる.

「この辺の分野について,研究します.具体的になにをするかをこれから調べます」 という発表では時間の無駄使いです(当然,不合格となります). 「具体的になにをするのか」を発表して下さい.


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