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ネットワークの構造

一般にネットワークの参考書などに出てくる,OSI 7階層モデル,というのがネッ トワークの基本的な構成である.イメージとしては,人間が他人と話す場合にど うするか,というのと対比するとわかりやすい.一般に話す場合,

という手順になる.これが,例えば,日本人が英語で話す場合には, というような手順になる.ネットワークでは,これらの各機能を分けるために, 7階層となっている.

実際のネットワークでは,ISO(International Organization for Standardization:国際標準化機構(?))のOSI(Open System Interconnection:開放 型システム間相互接続)が定めた,7階層の参照モデルが標準として使用されてい る.

このモデルでは,7階層の各層のことを,layerと呼ぶ.各layerは,下から1層〜 7層といわれ,それぞれに名前が付けられている.先ほどの例で,人間の頭で考 えることに相当する部分が高い階層(7層)となり,実際の通信に近い部分が低い 階層となる.

各層は,現実には自分の上下の層と情報のやりとりをするのであるが,仮想的に, 自分の下との情報のやりとりは,通信相手の同じ層との情報のやりとりと考えら れる.また,自分の上の層に対しては,その層が直接相手の層と情報をやりとり しているように見せかける,なんらかの機能を提供する.

OSI 7階層モデルは基本的なネットワークに必要な全ての機能を持ったモデルで ある.このため,実際に何らかの特定の目的に使用するネットワークなどでは, すべての階層を必要としないことが多い.また,実装上,複数のレイヤを一つ にまとめた方が効率が良い場合もある.逆に一つのレイヤを複数に分割すること もある.このような場合に,必ずしも7階層モデルに従った形にならない.この ため,参照モデルといわれる.

以下,各層について簡単に説明する.






2000年03月31日 (金) 17時17分59秒 JST