LaTeXによるレジュメの書き方

レジュメ

読んだ論文は,ゼミで発表してもらうことになる.その際に,論文に関する資料 をまとめて配布して欲しい.この資料のことをレジュメと呼ぶ.
レジュメには,
  1. 論文のタイトル/著者
  2. 読んだ人(レジュメの著者)
  3. 日付
をまず記述し,続いて論文のエッセンス(要約ではない)を記述する.
あくまで論文の要約を書くわけではないので,書く人が論文中で重要であると思っ たことに関して,記述する,論文を読んで分からないことがあれば調べてそれに 関する記述を追加する,それでも分からなければ,わからなかったことを明記し, 次回までに調べる,といった作業が必要となる.
ちなみにこのゼミで屋代が配布している資料は論文に関するものではないが,レ ジュメのサンプルではある.

LaTeXを用いた資料作成

LaTeXを用いて文章を作成する表記方法については,「楽々LaTeX」という本を置 いておくのでこれを参考にして欲しい.
ここでは,実際にLaTeXで文章を作成するためのコマンドについて解説する.
LaTeXの文章を作成するためには,現状ではUNIX環境に入り,Emacsなどを用いて 元になるファイルを作成する.元になるファイルは拡張子が".tex"でなければ ならない.
[abiko]/home/yashiro/doc 62 > emacs -nw test.tex
ここでは簡単な文章を作成してみる.このレジュメの最初の方と同じもので ある.
\documentstyle[a4j]{jarticle}
\title{レジュメの書き方}
\author{屋代 智之}
\date{\today}
\begin{document}
\maketitle
\section{レジュメ}
読んだ論文は,ゼミで発表してもらうことになる.その際に,論文に関する資料
をまとめて配布して欲しい.この資料のことをレジュメと呼ぶ.
\end{document}
ここで"\"で始まる文字列がLaTeXのコマンドである. (表示系によっては"\"と表示される場合もある) このファイルをうまく作成できたら,保存する(EmacsではC-x C-s). 続いて,このファイルをコンパイルする.
[abiko]/home/yashiro/doc 63 > platex test.tex
This is pTeX, Version p2.1.8, based on TeX, Version 3.14159 (EUC) (Web2C 
7.2)
(test.tex
LaTeX Version 2.09 <7 Dec 1989>
(/usr/local/share/texmf/tex/platex209/jarticle.sty
Document Style `jarticle' <18 Dec 88>.
(/usr/local/share/texmf/tex/platex209/jart10.sty))
(/usr/local/share/texmf/tex/platex209/a4j.sty)
No file test.aux.
[1] (test.aux) )
Output written on test.dvi (1 page, 848 bytes).
Transcript written on test.log.
いろいろと表示が出ているが,最後のOutput written on test.dviとい うのが正しくコンパイルされた,ということを意味している. これによって"DVI"と呼ばれる形式のファイルが作成された. このファイルは直接編集することはできないが,印刷したときのイメージを見る ことが出来る.そのためには,
[abiko]/home/yashiro/doc 64 > xdvi test.dvi
フォント関係でさまざまなメッセージが表示されるが,気にしないでいると印刷 したときのイメージのウィンドウが表示される. このように画面に表示して確認することを「プレビュー」と呼ぶ. プレビューして,自分の望むものであることを確認したら,続いて印刷を行う. 印刷するためには,下記の手順を行う.
[abiko]/home/yashiro/doc 64 > dvi2ps test.dvi | lp
プリンタから出力されたものは,すぐに回収すること.
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