この資料は慶應義塾大学松下研究室におけるEmacs の講義用に書かれたものを千葉工大用に編集したものです。 著者である屋代の許可なく複製することを禁止します。 また、書いてある内容について、著者は一切責任を持ちません。 書いてある内容を利用した結果についても、著者は一切責任を持ちません。
Emacsとは、イーマックスと読み、FSF(Free Software Foundation)のRichard Stallman氏によって開発されたエディターである。このEmacsに、電子技術総合 研究所の半田剣一氏が中心となって、日本語も扱えるように修正されたのが Nemacs(ネマックス)(正確には、GNU-Emacs(グニューイーマックス)の日本語版で ある)である。
Nemacs以降,さまざまな手法により日本語を扱えるようなEmacsが作られてきた. そのうちで,屋代研究室ではmule(ミュール)を利用する. 以下、特に断らない限りEmacsといった場合、このmuleを指す。
なお、これらのソフトウエアはすべて無料で配付されている。