.emacsによるキー設定

少しだけ、Emacsをカスタマイズする方法を説明する。Emacsの設定は、前にも 書いたように各自のホームディレクトリの.emacsというファイルの中に書いて ある。このファイル中の適当なところに、Lispのコードを書いておくことによっ て、次回立ち上げ時のEmacsの設定を変更することが出来る。キーの設定をす る方法は、以下の関数による。
    (global-set-key "\M-H" 'delete-backword-char)
ここで、global-set-keyというのは、Lispの関数名である。次の二つ が引き数であり、それらの間は空白で区切る。一つ目の引き数は、両端をダブ ルクオーテーション(")で区切られた文字で、キーを表す。ただし、特 殊キーを表すのに、いくつかの記号が使われる。

これらの文字は、ともに-がついているが、これはこれらのキーと同 時に次の文字を押すことを意味する。例えば、\M-Hというのは、メタ キーと同時にHを押すことを意味する(ESCキーを押して,次にHを押すという方法も可能)。

次の引き数は、割り当てる関数を意味する。関数名の前にはシングルクオーテー ション(')をつける。

これで、delete-backword-charという関数をC-hに割りつけるこ とが出来る。ただし、いくつか注意点がある。すでに割り当てられているキー で始まるキーに関数を定義するとエラーとなる。例えば、すでにC-hが 割り付けられている場合、C-h C-aなどというキーは割り付けられない。 また、ここで定義したキーは基本的にすべてのモード(C-mode、その他)で有 効となる。

現在のある動作を、別のキーに割り当てたいときは、M-x describe-key を使う。これによって、そのキーに割り当てられている関数が分かるので、そ れを定義してやれば良い(詳しくは、前に説明した)。


前[abbrev]  次[その他]
戻る