ファイルの読み込み、書き出し

Emacsの立ちあげ、終了が出来るようになったので、ファイルの読み込み、書 き出しの仕方を説明する。先ほど、Emacsの立ち上げ時にファイルを指定する 方法を説明したが、この章の方法で、ファイルを後から読み込むことが出来る ようになるので、最初に指定する必要はない。

逆にいえば、いったん立ち上げたEmacsで、何でも編集できるということであ る。これより、Emacsを複数もしくは何回も立ち上げる必要がないことがわか る。

ファイルの読み込み

さて、ファイルの読み込み方であるが、
    C-x C-f
とする。そうすると、例えば、
    Find file: /home/yashiro/
などと出るので、ここでファイル名を指定する。ファイル名は /home/yashiro/に続けて打ってよい。例えば、.emacsを 編集したければ
    /home/yashiro/.emacs
と打ち、リターンキーを押す。もちろん、ディレクトリ名を指定してもよい。 また、
    /home/yashiro/.emacs
というファイルを指定したいときに .emで始まるファイル名が.emacsしかなければ、.emの次に スペースを打てば、ファイル名を補完してくれる。これについてはやってみれ ばわかると思うので、詳しい説明は省略する。

また、自分の下のsrcというディレクトリにいた場合は、C-x C-fの 次の表示が、
    Find file: /home/yashiro/src/
のようになるが、する事は同じで、やはり、そのディレクトリのファイル名を 入れればよい。自分の他のディレクトリのファイルを編集したい場合は、 src/をDeleteキーなどで消して、ファイル名を入れ直してもよいし、
    Find file: /home/yashiro/src/~/temp/filename.c
のように、表示されたところから新たに入れ直してもよい。

さて、現在何かのファイルを編集していてそこで何かを読み込んだときは、画 面から前編集していたファイルが見えなくなってしまうが、これは別に消えて しまうわけではない。詳しくは後述する。


ファイルの書き出し

ファイルを読み込めたところで、さっそく編集したいのであるが、その前に ファイルの保存方法(save(セーブ)という)について説明しておく。Emacs を終了するときに、変更して保存していないファイルがあると
    Save file /home/zeta/yashiro/files.c? (y or n)
などと聞いてくるので、ここでy(リターンキーは必要ない)を打てば saveされる。nを打つと、保存されない。当然、ファイルはもとのまま である。なければ、新たに作成されない。

しかし、これ以外に、明示的に保存したい時には、
    C-x C-s
と打つと、現在編集中のファイルが保存される。ただし、何も変更していない 場合は、保存する必要がないので、
    (No changes need to be saved)
と表示されて、保存しない。保存して、もう編集の必要のないファイルはとっておか なくてもよい場合、そのファイルのみをEmacs上から消すことが出来る(ファイ ルを消すわけではない)。これは、
    C-x k
と打つ。
    Kill buffer: (default files.c)
と出力される。これは、files.cの編集作業を終了してよいかの確認で あるので、よければリターンキーを打つ。よくなければC-gを打つ(詳しくは後 述)。

以後、このファイルは改めて読み込まないと編集できない。

そして、画面はこのファイルを読み込む前に編集していた状態に戻るか、別 のファイルの編集画面(バッファ)となる。他の編集中のファイルがなくなると、*scratch* というバッファだけが残る。


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