メールの読み方(mew)の初歩

知っている人も多いと思うが、Internetでは、電子メールというものが使える。これ は、普通の郵便と同じようにメッセージを人に伝えるものである。その人がい まマシンに向かっているかいないかに関わらず送ることができる。

メールというものは非常に便利な反面、研究室内のメールでない場合、途中い ろいろなネットワークを経由していくため、マナーを守らないと周辺に多大な 迷惑が及ぶものでもある。気をつけて使用して欲しい。主な注意点を以下に挙 げる。

これらを守れない場合、メールを送れなくなることもありうるので、これらの ことは最低限守って欲しい。

メールが来ていると、その人がloginした時に
    You have new mail.
のようなメッセージが出力され、メールが来たことがわかる。これは、 もっとも最近loginするなり、メールを見るなりしてから、今 loginするまでに新しいメールが来たということである。新しいメールは来て いないが、見ていないメールがまだあるという場合は、
    You have mail.
と出る。

このメールであるが、見るのにさまざまな方法がある。一番多いと思われる使 い方が、Emacsでメールを見る方法である。Emacsでメールを見るのにもいくつ か方法があるが、ここでは、mewというものでメールを送る方法とメールを見る 方法を説明する。

なお、mewを使用するのに、.mh_profileというファイルがホームディレ クトリに必要である.標準設定ではこれらのファイルは作ってあるはずであるが, なくなってしまった人は~sampleに初期のものがあるので, コピーして利用すること.コピーしたらちゃんと確認すること。以下のような設定が標準的である。

    Path: Mail
    Draft-Folder: drafts  
    ali:  -alias aliases
    send: -alias aliases -hencode
    whom: -alias aliases -hencode
この際に、ホームディレクトリのMailというディレクトリに aliasesというファイルが必要である。このファイルがないとメールを 送ることが出来ないので、作成しておく。Emacsに入っていない状況で、 以下のようにする。
    echo > ~/Mail/aliases
また、.emacsに以下のような指定が必要である。
    (setq default-kanji-fileio-code 2)
    (setq default-kanji-process-code 2)
これらのやり方がわからなければ、誰かに聞いてやっておいて欲しい。
これ以外にホームディレクトリに.imというディレクトリが必要である. このディレクトリにはConfigというファイルが存在する. ここで様々な設定がなされているので,このファイルの取り扱いには注意すること.

Mewの起動

メールを送る方法を以下の説明する。Emacsで、M-xと打つと、画面最 下行に
    M-x
と表示され、その後ろにカーソルが表示される。これは、Emacsに直接命令を 実行させる方法で、この後ろにEmacsのコマンドを書くと、Emacsがそのコマン ドを実行する。いままでキーボードで実行してきたすべての処理は実はすべて このコマンドに対応している。詳しいことは、ここでは述べない。

さて、画面最下行にM-xと表示されたら、メールを送るためのコマンド mew[RET]と打ち込む。

このようにすると、ぐるぐる回るアニメーションのようなものがちょっとだけ表示されて, Fig-2のような画面が表示される.
  1 01/28 Tomoyuki Yashi test-3       testこれはテストメールです   $















[--]E_:-----Mew: +inbox     4:52pm  (Summary)--[- more]--------------------
No new message

Figure 2:Mewの起動直後の画面
この画面で,上の部分に表示されているのが,いままで受け取ったメール(と今 回新規に受け取ったメール)である.この中でカーソルのある位置から下が今回 受け取ったメールということになる.
それぞれの行が一つのメールを表している.最初の数字(上記の例でいうと1)は, メールの番号であり,先頭から順につけられていく.次の01/28が メールを受け取った日付である.その次のTomoyuki Yashiまでが 送信者の名前であり,test-3以降がメールのサブジェクト(見出し) と本文の先頭部分である.

メールを送る方法

メールを送信するには,この起動画面でwを押す.すると画面がFig-3の様に切り 替わる.
To:
Subject:
X-Mailer: Mew version 1.93b27 on Emacs 19.28 / Mule 2.3 (SUETSUMUHANA)
Mime-Version: 1.0
----











[--]J_:-----Mew: +draft/3    4:53pm  (Draft Fill)--All-----------------------
Draft is prepared
Figure 3:送信時の画面
カーソルは一番上のTo:の直後に止っている.ここに宛先を記入す る.ここでは,先ほど,設定のところで出てきたaliasファイルの記述などを元 に補完が可能である.例えばyasとだけ打ちこんでTABキーを押す と該当する名前があれば,それを補完して例えばyashiroなどと表 示してくれる.候補が複数あれば,画面下部に候補が表示される.

さらにTABを押していくことにより選択が必要な場面まで進むので, 何文字か入力してTABを押すという作業の繰り返しで長いメールアドレスの入力が可能となる (そもそも長いメールアドレスを入力する必要は必ずしもないが,それは後述).

各フィールドは適当に入力して構わない.また,Cc:などの 表示されていないフィールドは自分で勝手に書き込んで構わない (本来,フィールドを作成する機能があるが,それよりも多くの場合,書き込んだ方が早いので).

----の下がメールの本文となる.注意しなければいけないのはここまでで, 後は普通にメールを書いていけば良い.

よく添付したメールなどがあるが,mewではメールに添付することも可能である. ただし,添付などの操作性に関しては圧倒的にWindowsのソフトに劣るため,ここでは 説明しない.

メールの本文を記入したら,次は送るわけであるが、この時には
    C-c C-c
とする。すると、画面最下行に、
    Content-Type: was automatically added. Send this message? (y or n)
と出力される.これは,メールに必要な情報として"Content-Type"情報が 自動的に付加されたことと,本当に送信して良いかの確認である. 送信して良ければ,yを押すと
    Sending a message in background
と表示され,メールが送信され(正確には送信処理を行いながら次の処理を受け付ける状態となる), 元のFig-2のような画面に戻る.

なお、メールの失敗のほとんどすべてが相手先のメールアドレスの書き間違い である。くれぐれもメールアドレスは間違えないように。

メールの読み方

mewは起動時に新しいメールを読み込んでくれるので,メールを読む時はEmacsで、
    M-x mew[RET}
とする。すると、画面最下行に、
    Getting +inbox ...
と表示される.すでにmewが起動しており,Fig-2のような画面になっている場合は,
iを押すと再びメールを取ってきてくれる.
メールが来ていれば,画面最下行に
    2 message(s)
と新着メールの数が表示され,来ていなければ,
    No new message
と表示される.

さて、一覧リストが表示された時のキー操作を簡単に説明する。一番上のメー ルにカーソルがあるはずである。そのメールを見たい時には、 .かスペースキーを押す。すると、画面が別れて、メールが表示される。メールに続き がある時は、スペースキーをたたいていくと、続きが表示される。また、 npで、次のメール、前のメールが見れる(C-nC-pでも構わないが、若干異なる)。今見ているメールに対して、返事 を送りたい時には、aを押す。すると、返信用のヘッダが自動的に作成され, あとはメールの本文だけを作成すればいい状態の画面が作られる.
以後は、メールを出す時と同じ要領である。

ここで見たこれらのメールはそのままだと、永久に保存される。必要ないもの は消去してほしい。消し方は、消すメールのところにカーソルを動かし、 dを押す。すると、メールの番号の後ろに Dと書かれる。この状態では実はまだ消えていない。mewでは、このように メールを整理するコマンドは、番号のところにマークをつけておき、まとめて 処理を行う。まとめて処理を行うのには、xを打つ。すると、
    Refiling and deleting ... done
と出て、画面上のメールも消える。なお、画面で、数字の次にDが出て いる段階で消すのを取り消したければ、その番号のところへカーソルを持って いき、uを打つ。すると、Dの文字が消える。ただし、今までの ようにpnでカーソルを動かしていると、Dのついたメー ルを飛ばしてカーソルが動いてしまう。このような時には、C-pと、 C-nでカーソルを動かす(これが、さっきいった若干異なる点である)。

なお、これで見られるのは、いままでにmewで見たメールだけである。他の方法で 見たメールはこのままでは見られない。

メールを見るのを終了するには、この状態でqを押す。


前[日本語入力のさわり]  次[ここまでのキー操作一覧]
戻る